【USDT】Tehter(テザー)とは?特徴や買い方【ステーブルコイン】

仮想通貨入門
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Tehter(テザー)は世界初のステーブルコインです。仮想通貨でリスクヘッジしたい方は必見です!

仮想通貨で資産形成をする上で知っておきたいのが「ステーブルコイン」です。

ステーブルコインは値動きが激しい仮想通貨市場において安定した資産形成をすることができるとして世界中から注目を浴びています。

今回は世界初のステーブルコインであるTehter(USDT)について紹介していきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 仮想通貨初心者
  • 仮想通貨で資産形成がしたい方
  • Tether(USDT)について詳しく知りたい

こんな方に向けてこの記事では、

  • Tether(USDT)とは
  • Tether(USDT)の特徴
  • Tether(USDT)の歴史
  • Tether(USDT)の買い方

これらについて初心者にもわかりやすく解説していきます。

ステーブルコインについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

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Tether(USDT)とは

Tether(USDT)とは

Tether(USDT)は、Tether Operations Limited社が発行する仮想通貨であり、米ドルと連動して価値が変動する世界初のステーブルコインです。

コインの名称が「Tether(テザー)」シンボルが「USDT」であり、どちらの名前でも使われることがあります。

シンボルとは仮想通貨を識別するために付けられるコードのことを言います。3〜5文字のアルファベットを用いることが多いです。

Tehter(USDT)はTether社が保有する米ドルの枚数に合わせて通貨が発行される法定通貨担保型という仕組みであり、法定通貨との交換比率を固定(ペッグ)することで、法定通貨の価値と連動して仮想通貨の価格が決定します

世界初のステーブルコインということもあり、Tether(USDT)の人気は非常に高く、現在は仮想通貨の時価総額ランキング3位、ステーブルコインのなかでは最も時価総額が高い人気のトークンです。

Tether(USDT)基本情報

名称Tehter
シンボルUSDT
ロゴ
タイプ法定通貨担保型
担保(ペッグ)米ドル
ネットワークBitcoin(Omni Layer)
ETH(ERC20)
BNB(BEP20)
Tron(TRC20)
※他多数
発行枚数上限上限なし
時価総額ランキング3位

Tether(USDT)の特徴

Tether(USDT)にはこのような特徴があります。

Tether(USDT)の特徴
  • 世界初のステーブルコイン
  • 米ドル担保型のステーブルコイン
  • 仮想通貨のリスクヘッジとして活用される
  • 決済手段として使われる

世界初のステーブルコイン

Tehter(USDT)は世界初のステーブルコインです。

仮想通貨はドルや円といった法定通貨と比べると価格変動が激しく、資産の安定性に課題があると言われています。

Tether(USDT)はこうした課題を解決するために、米ドルを担保することで価格の安定性を実現を目指して作られました。

米ドル担保型のステーブルコイン

Tehter(USDT)は米ドル担保型のステーブルコインです。

ステーブルコインには価格を安定させるための方法として「法定通貨担保型」「仮想通貨担保型」「商品担保型」「無担保型」という4つのタイプがありますが、そのなかでも法定通貨担保型には以下の特徴があります。

  • 原資産担保のため信頼性が高い
  • 仮想通貨市場の値動きにつられない
  • 破綻しにくい

こうした特徴から法定通貨担保型は他のタイプのステーブルコインよりも信頼性が高いとされています。

仮想通貨のリスクヘッジとして活用される

一般的に仮想通貨市場では、ビットコインの価格につられて他の仮想通貨の価格も変動することが多く、ビットコインが値下がりすると仮想通貨市場全体が落ち込んでしまう傾向にあります。

そんななか、Tehter(USDT)は法定通貨の価格と連動するように設計されており、仮想通貨市場の値動きにつられないといった特徴があります。

こうした特徴からTether(USDT)を含むステーブルコインは仮想通貨のリスクヘッジとして活用され、仮想通貨で安定した資産形成をするためのポートフォリをとして活用されることが多いです。

ブロックチェーンゲームで稼いだ仮想通貨の一部をUSDTに換えておくだけでも、仮想通貨市場の暴落に対してリスクヘッジすることができるのでオススメです

決済手段として使われる

法定通貨担保型のステーブルコインであるTether(USDT)は、米ドルと価格が連動しており同等の価値を持つことから、決済手段として注目されています

ビットコインよりも価格が安定しており、決済速度も早いことからウェブ上での決済だけでなく、実店舗での決済手段としても活用されるケースが増えていくと言われています。

実際に2022年2月にスイスの都市であるルガーノでTehter(USDT)を事実上の法定通貨にすることが決まりました

スイスの都市ルガーノでは、200以上の企業や店舗で支払い手段としてTether(USDT)を使えるようにするほか、個人や企業の税金、公共サービスの利用料や授業料など幅広い支払いにTether(USDT)が使えるようになるそうです。

このように今後はどんどんと決済手段としての活用が増えていくと思われます。

Tether(USDT)の歴史

Tether(USDT)は、2014年にビットコインブロックチェーン上での資産の移動を助けるために、ドルに裏付けられたデジタル通貨「Realcoin(リアルコイン)」という名称で発行されました。

同年、Realcoinという名前は現在のTether(テザー)に名称を変更しました。

価格変動の激しい仮想通貨において、Tether(USDT)は価値の保蔵手段や決済手段として使えることから、世界中の仮想通貨ユーザーから注目を浴びました。

トークン発行当初はビットコインネットワークのオムニレイヤーを通信プロトコルとして使用していましたが、その後イーサリアム上でERC20トークンとして提供され、現在では様々なブロックチェーン上でトークンが提供されるようになりました。

Tehter社は発行額と同額の米ドルをあらかじめ準備金として蓄え、必要に応じて利用者の引き出しに応じられるようにしておくといったことが信頼に繋がり人気を博し、ステーブルコインの代表格とも言われる存在となりました。

Tether社は通貨は100%会社の準備金により調達されていると主張していましたが、2019年に当社の弁護士らは、調達は74%もしくは準備金のごく一部のみで、合計の調達額には関連会社からのローンも含まれていると発表しました。

これにより、一時Tether(USDT)に対し不安が広がりましたが、その後2022年11月には世界の独立会計事務所である BDO によって完成された最新の四半期保証意見書を公開し、ユーザーの信頼回復に務めました。

Tether(USDT)の買い方

現在、日本国内ではTether(USDT)を取り扱っている取引所はありません

そのため、Tether(USDT)を購入するには海外取引所経由で購入する必要があり、以下のような手順で購入することになります。

USDT購入の手順例
  • 国内取引所で仮想通貨を購入する
  • 海外取引所に仮想通貨を送金する
  • 海外取引所で仮想通貨とUSDTを交換する

海外の取引所は日本円に対応していないため、国内の取引所で購入した仮想通貨を海外の取引所に送金し、その仮想通貨をUSDTと交換するといった手間が必要になります。

国内取引所でもステーブルコインを扱ってくれるようになれば良いのになぁ

仮想通貨初心者の方には国内取引所だと「コインチェック」、海外取引所だと「Bybit」がオススメです!

オススメ国内取引所
コインチェック
  • 初心者にも使いやすい
  • 日本円で仮想通貨を購入できる
  • 仮想通貨の取扱銘柄が豊富
  • スマホアプリが使いやすい
  • 提供サービスが豊富
おすすめ海外取引所
bybit
  • 取扱銘柄数200種類以上
  • スプレッド幅が狭い
  • 高レバレッジ取引ができる
  • セキュリティが強固
  • 日本語対応&サポートが充実

Tether(USDT) まとめ

今回は世界初のステーブルコイン「Tehter(USDT)」について紹介しました。

価格変動が激しい仮想通貨市場において、法定通貨を担保としたTheter(USDT)はリスクヘッジや決済手段として活用され、今後はますます活用シーンが増えていくと思われます。

仮想通貨で安定したポートフォリオを組みたい方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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