【仮想通貨の革命児】イーサリアム(Ethereum)の歴史を解説

仮想通貨入門
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仮想通貨に大きな革命を与えたイーサリアムの歴史を紐解きます。

仮想通貨の世界ではビットコインに次いで時価総額2位を誇るのがイーサリアム(Etherreum)です。

仮想通貨を扱う人ならもちろん、そうでない人も名前くらいは聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか?

イーサリアムは誕生から現在に至るまで様々な出来事があり、イーサリアムの歴史を知ることで仮想通貨でどんなことが起こってきたのかを学ぶことができます。

そこでこの記事ではイーサリアムの歴史について紐解いていきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • イーサリアムについて知りたい
  • 仮想通貨初心者の方
  • イーサリアムが歴史を知りたい

こんな方に向けてこの記事では

  • イーサリアムの歴史年表
  • イーサリアムの誕生期
  • イーサリアムの黎明期
  • The DAO事件とハードフォーク
  • イーサリアムの発展と二度目のハードフォーク
  • PoWからPoSへ移行
  • イーサリアムの今後

これらについて初心者の方でもわかるように説明していきます。

イーサリアムについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ

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イーサリアム(Ethereum)の歴史年表

イーサリアムの代表的な出来事について年表をまとめてみました。

年月日出来事
2013年11月イーサリアムのホワイトペーパー発表
2014年7月イーサリアムのICOが実施
2015年7月イーサリアムが一般公開
2015年11月マイクロソフトと提携
2016年3月大型アップデート
「ホームステッド」実施
2016年4月The DAOがICO実施
2016年6月The Dao事件が発生
2016年7月ハードフォークが実施
イーサリアムクラシック誕生
2017年2月EEAが発足
2017年7月34億円のハッキング事件
2017年10月大型アップデート
「ビザンチウム」実施
2018年1月ハードフォークが実施
イーサリアムゼロ誕生
2019年3月大型アップデート
「コンスタンティノープル」実施
2022年9月大型アップデート
「The Merge(マージ)」実施

まずはイーサリアムの誕生期から見てみましょう。

イーサリアムの歴史①誕生期

イーサリアムの構想はカナダのウォータールー大学の学生であった当時19歳のヴィタリック・ブテリン氏により考案されました。

2013年11月に「Ethereum white paper」というホワイトペーパーが発表されました。

このホワイトペーパーでは、イーサリアムプロジェクトの内容や技術についてまとめられており、イーサリアムの目的はブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション(DApps)の開発が容易に行えるプラットフォームを構築することであると発表されています。

2014年6月にイーサリアムネットワーク上で流通する仮想通貨「Ether(イーサ)」とビットコインを交換するクラウドセール(ICO)が行われ、25,000BTC以上(18億円相当)の資金調達に成功したことが発表されました。

その後、ブテリン氏が立ち上げたイーサリアム財団を中心に開発が進められ、2015年7月30日にイーサリアムが一般公開されました。

ホワイトペーパー発表から約1年8ヶ月でイーサリアムは誕生したのです。

イーサリアム(Ethereum)の歴史②黎明期

イーサリアムが一般公開されてから4ヶ月後の2015年11月にイーサリアムとマイクロソフトが提携を発表。(参考記事:米マイクロソフトがブロックチェーン開発環境をAzure上で提供)

これをきっかけにイーサリアムは様々な業界から注目を浴びるようになり、イーサリアムの価格が1ドルを超えるようになりました。

2016年3月に大型アップデート「ホームステッド」が実施され、これまでのバグが改善されたことにより、契約や取引のブロックチェーンへの記録が開始。

これにより多くの開発者や企業がイーサリアムプロジェクトに参入しました。

2016年4月には、スマートコントラクト技術を用いて非中央集権の自律分散型投資ファンドを実現するプロジェクト「The DAO」が仮想通貨による資金調達(ICO)を実施。

当時のイーサの総流通量の14パーセントに当たる、762万 ETH(約150億米ドル)もの資金を集めた大規模なICOになりました。

イーサリアムには様々な開発者が集まり、The DAOという大規模なプロジェクトが開始されるなどまさに順風満帆でしたが、この後とんでもなく大きな事件が起こるのです。

イーサリアム(Ethereum)の歴史③The DAO事件とハードフォーク

2016年6月、DAOの弱点を突いたハッキング攻撃を受け、約360万ETH(当時5000万ドル)が未知のハッカーによって盗まれるという大事件が起こりました。

この事件は通称「The DAO事件」と呼ばれており、今でも語られる大規模なハッキング事件です。

この事件により、イーサリアムブロックチェーンを巻き戻すハードフォークを行うべきか行わないべきかの論争が勃発。

2016年7月20日にイーサリアムはハードフォークが行われることとなり、The DAO事件前まで巻き戻しブロックチェーンを分岐させたイーサリアム(ETH)分岐せず今までのチェーンを利用するイーサリアムクラシック(ETC)の2つに分かれることとなりました。

この事件をきっかけにイーサリアムの勢いが停滞し、価格の上昇率も低下。しばらくの間は価格が動かない時期が続きました。

イーサリアム(Ethereum)の歴史④DAO事件後の発展とEther Zero(イーサリアムゼロ)の誕生

The DAO事件後、イーサリアムの価格は停滞期に入りますが、プロジェクト自体はどんどんと発展していきました。

2017年2月には、エンタープライズ向けにイーサリアムの標準化を目指す非営利団体(イーサリアム企業連合)のEEA(Enterprise Ethereum Alliance)が発足。

2017年5月にはトヨタや三菱UFJ銀行などの日本企業もEEAに参加したことでイーサリアムは再び注目されるようになり、価格も上昇していきました。

順調に行くかと思われた矢先、2017年7月にイーサの中でも最大規模の3つのマルチシグ・ウォレットから約3200万ドル相当のETHが盗まれるというハッキング事件が起こりました。(参考記事:ハッカーが3200万ドル分のイーサリアムを3つのマルチシグ・ウォレットから盗み出す)

この時、被害の拡大を防ぐために93万ETHがロックされ送金や取引が一時停止となりました。

このハッキング事件を受けて、2018年1月にThe DAO事件以来2度目のハードフォークが実施されました。

これにより、イーサリアム(ETH)は分岐したイーサリアム(ETH)Ether Zero(ETZ)の2つに分かれることになりました。

イーサリアム(Ethereum)の歴史⑤大型アップデートとPoSへの移行

イーサリアムでは、ユーザーが急激に増加したことや、スマートコントラクトは情報量が多くなる傾向にあることから、ネットワークが非常に混雑し、取引手数料であるガス代が高騰するスケーラビリティ問題に悩まされていました。

この問題を解決するために、現在のマイニングにより報酬が得られるPoW(Proof of Work)という仕組みからステーキングにより報酬が得られるPoS(Proof of Stake)という仕組みへの移行や数々の大型アップデートが計画されていました。

2017年10月には大型アップデート「ビザンチウム」が実施され、これによりスマートコントラクト機能が一般の利用者でも使えるようになりました。また、匿名性の向上やセキュリティーの強化が行われ、送金主や受取主や送金額などの契約内容が第三者から確認できなくなりました。

このアップデートにより、当時3万円代だったイーサリアムの価格は、12月には15万円以上もの高値になりました。

2019年3月に大型アップデート「コンスタンティノープル」が実施されました。

このアップデートにより、コストの削減や速度向上、PoSへの移行を視野にネットワークが安定稼働するためのアップデートが行われました。

2022年9月には大型アップデート「ザ・マージ」が実施され、遂にイーサリアムはPoWからPoSへの移行しました。

ザ・マージが実施されて数時間後、PoSに移行したことで、これまでイーサリアムのマイニングを行っていたマイナーらが中心となってイーサリアムが再度ハードフォークをし、PoWを維持するためにイーサリアムPoW(ETHW)イーサリアムFair(ETHF)が誕生しました。

イーサリアムの今後の予定

大型アップデートマージによりPoSへと移行したイーサリアムですが、今後のロードマップとして残り6年で5つの開発ステップが計画されています。

2022年11月5日に、ロードマップに新たに「Scourge(スカージ)」が加わったことがTwitterの投稿で発表されました。

今後のアップデート予定
  • The Surge(サージ)
  • The Scourge(スカージ)
  • The Verge(ヴァージ)
  • The Purge(パージ)
  • The Splurge(スプラージ)

現在イーサリアムはPoSへの移行後の段階であるサージ(Surge)に突入しており、今後さらなる発展をしていくことが期待されています。

イーサリアム(Ethereum)を購入する方法

イーサリアム(ETH・Ether)は世界中の多くの仮想通貨取引所で取り扱われており、長期保有での投資目的やDe-fiでの利用、ブロックチェーゲームのために購入など様々な用途で人気の通貨です。

日本円でETHを購入するには国内の仮想通貨取引所の口座開設が必要になります

仮想通貨初心者の方にはコインチェックがおすすめです。

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イーサリアムを購入して仮想通貨投資を始めてみたい!という方は参考にして頂けたらと思います。

イーサリアム(Ethereum)の歴史まとめ

この記事ではイーサリアムの歴史や今後の予定について紹介しました。

イーサリアムは2度も大きなハッキング事件があり、ハードフォークをして新たな仮想通貨ができるなど苦難もありましたが、2022年にはPoWからPoSへの移行が実施され、今後もさらに発展していくことが期待されています。

イーサリアムは今後も注目すべきブロックチェーンプラットフォームです。この記事をきっかけに興味を持って頂けたら嬉しいです。

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